不動滝が位置する不動公園内には、渓谷沿いをぐるりと周回できる遊歩道コースが整備されています。一周の距離は約800m〜1km程度で、標準的な所要時間は大人の足で30分〜40分前後です。写真をじっくり撮影したり休憩を挟んだりする場合は、約50分〜1時間を見込んでおくと無理のないスケジュールが組めます。
この散策ルートでは、不動滝だけでなく複数の名所を効率よく巡ることができます。
遊歩道の入り口から石段を下りていくと、まず落差約20mの豪快な水しぶきを上げる「観音滝(かんのんだき)」が現れます。岩肌を滑るように流れる優美な姿が特徴で、滝見台からは間近に水流を観察できます。
続いて少し歩くと、本命である「不動滝」に到達します。鬱蒼としたヒノキやコウヤマキの原生林に囲まれた滝壺は、見事な青のグラデーションを見せ、周囲には清涼な風とマイナスイオンが充満しています。
さらに進むと、付知川に架かる2つの木製「吊り橋」を渡るルートに入ります。人が歩くたびに適度な揺れがあり、眼下には透き通った清流と奇岩が広がるスリル満点の体験が味わえます。高所恐怖症の方には少々緊張感がありますが、橋の上から見下ろすエメラルドグリーンの渓流は絶好のシャッターポイントです。