「マックのケチャップは有料になったのでは?」という疑問がSNSで定期的に話題にのぼります。結論から申し上げますと、ポテトなどの対象商品を購入した際、ケチャップは現在も無料で提供されています。
では、なぜ「有料化された」という言説が独り歩きしてしまったのでしょうか。飲食チェーン各社の取材や公式発表資料を精査すると、発端は「チキンマックナゲットのソース追加に関するルール改定」にあります。マクドナルドでは過去にナゲットソースの無料追加範囲が見直され、規定個数を超える追加購入に対して1個40円〜の有料販売が導入されました。この「追加ソース有料化」というトピックがネット上で拡散される過程で、「ケチャップも有料化されたのではないか」という尾ひれがつき、誤った認識が定着したのが実情です。
あわせて、大手グルメサイトや情報メディア「ちそう」などの検証記事でも指摘されている通り、マクドナルドにおいてケチャップが有料(または提供不可)となるのは、「ポテトやナゲットなどの対象商品を一切購入せず、ケチャップだけを単体で要求した場合」や、常識的な無料サービスの範囲を大きく超える個数を希望した場合に限られます。ポテトを注文した利用客が「ケチャップを1つ添えてほしい」と頼む分には、現在も無償のカスタマーサービスとして継続されています。
なお、提供されるケチャップは、世界的調味料ブランドであるハインツ(HEINZ)社製をベースにした特製パウチパックです。マクドナルド公式のメニュー栄養情報でも「食品表示基準」に基づいた栄養分析値が明記されており、サイドメニューの味変アイテムとして長年にわたり公認されている調味料です。