一大ムーブメントとなった作品であるだけに、ネット上では様々な噂や誤解が一人歩きしてきた側面もあります。その代表例が「共演陣との不仲説」や「キャラソンに対する姿勢」を巡る言説です。
キャラクターソング『倦怠ライフ・リターンズ!』において、キョンはメロディを歌わず徹底してモノローグと合いの手に徹しています。一部では「歌唱拒絶ではないか」といった邪推も囁かれましたが、これはプロデューサー陣と杉田智和が「キョンという男はカラオケで熱唱するような人物ではない」というキャラクター性を最優先した結果生まれた意図的な演出でした。
また、放送終了後に各キャストの進路が多岐に分かれたことから不仲説が流布された時期もありましたが、実際には茅原実里、後藤邑子、小野大輔を含むSOS団キャストは折に触れて集まり、後藤邑子の療養時や各人の節目には温かいメッセージを交わし合っています。各声優が第一線で自立したプロフェッショナルとして成熟しているからこその関係性であり、不仲という俗説は完全に否定されています。