旅の合間に小腹を満たす場所から、特定の食事や体験を目的に車を走らせる「デスティネーション型」への転換が加速しています。なかでも顕著なのが、専門店のクオリティを凌駕するご当地グルメとお土産スイーツの台頭です。
例えば、道の駅 常総では茨城県産さつまいもやメロンを贅沢に使った焼き立てパンやパフェがSNSで爆発的な拡散を記録。道の駅 川場田園プラザの「ミート工房」で焼き上げられる「山賊焼」は、本場ドイツのコンテストで受賞歴を持つハム・ソーセージを格安で堪能できる名物として不動の地位を築いています。
また、癒やしを求めるドライバーの間で需要が急増しているのが温泉付き施設です。群馬県沼田市の「道の駅 白沢」に併設された「望郷の湯」では河岸段丘の絶景を望む露天風呂が楽しめ、栃木県日光市の「道の駅 湯西川」では源泉かけ流しの温泉に加え、珍しい岩盤浴や水陸両用バスの発着体験まで用意されています。
さらに、近年は宿泊機能の拡充が目覚ましく、道の駅 保田小学校のように教室に泊まれるユニークな宿泊施設や、マリオット系列の「フェアフィールド・バイ・マリオット」が隣接する道の駅(もてぎ、うつのみや等)が増加。地域周遊のハブ拠点として夜間の滞在価値が飛躍的に向上しています。