仙台の気候は四季のメリハリが美しい反面、季節の変わり目や梅雨時期の湿冷え、冬の底冷えなど、体温調節機能を鈍らせる要素が少なくない。こうした環境下で注目を集めるのが、内臓から体温を底上げする「温活」の考え方だ。
歴史を紐解けば、ヨモギを用いたスチームケアは数百年前から女性特有の悩みに寄り添ってきた。漢方医学においてヨモギは「艾葉(がいよう)」と呼ばれ、気血を巡らせて体内の寒邪を払う生薬として重宝されてきた経緯がある。下半身の粘膜からダイレクトにハーブの蒸気を吸収させる仕組みは、皮膚よりも吸収率が高い部位を活用するため、短時間で効率よく全身に温かさが巡る。手足の先だけを温める入浴とは異なり、深部体温がじわじわと上昇していく感覚に驚く利用者は多い。