なぜエレビットは800μgという高用量を選んだのか。背景には、世界規模の大規模臨床試験データがある。かつてハンガリーで実施された約5,000人規模の二重盲検無作為化比較試験において、赤ちゃんの先天異常リスク低減効果が明確に実証された配合量が800μgだったのだ。
日本国内市場においては、食事からの摂取も考慮してサプリからは400μgで十分とする見方が長く主流だった。しかし、バイエル薬品株式会社は国際基準の臨床エビデンスをそのまま日本市場へ持ち込んだ。これが国内の既存製品とのあいだに用量のギャップを生み、消費者の不安を誘発する一因となっている。