大会の目玉となる特別講演プログラムおよびシンポジウムでは、厚生労働省の政策担当者、第一線の臨床医、薬学研究者、そして医療DXの旗手たちが登壇します。2026年のプログラムにおいて特に注目を集めている主要テーマは以下の通りです。
日本薬剤師会が主導するセクションでは、電子処方箋の普及とマイナ保険証連動による調剤データ利活用、リフィル処方箋の適切な運用、かかりつけ薬剤師・薬局機能の高度化が重点的に議論されます。対人業務へのシフトを具体的にどう収益性と地域貢献に結びつけるか、実践モデルの提示が行われます。
一方、日本病院薬剤師会の関連セクションでは、タスクシフト/シェアの進展に伴う病棟薬剤業務の拡大、がん薬物療法におけるバイオシミラー導入と支持療法の最適化、抗菌薬適正使用支援(AST)における専門薬剤師の介入手法がホットトピックです。さらに、中小規模病院と地域薬局のシームレスな退院時カンファレンス連携など、セクターを越えたディスカッションが熱気を帯びています。