駅ナカや商業施設で誰もが見かける大手フラワーショップでは、1000円前後のブーケはどのように扱われているのでしょうか。ブランドごとの特徴と価格設定の実際を紐解きます。
青山フラワーマーケットの「キッチンブーケ」と店頭相場
青山フラワーマーケットでは、日常に花を取り入れるコンセプトのもと「キッチンブーケ」や「ダイニングブーケ」といった手頃な既製ブーケが常時並んでいます。かつてはワンコイン(500円〜)のイメージもありましたが、現在では物価や流通コストの推移に伴い、最小サイズのミニブーケは約880円〜1,320円(税込)前後の価格帯が中心となっています。
特徴的なのは、旬の草花を取り入れたナチュラルで都会的なデザインです。茎をあえて短く切り揃え、保水処理を施した状態で自立しやすいパッケージングがされており、「1000円前後でそのまま渡せる完成度の高さ」において高い評価を得ています。
日比谷花壇のミニブーケ事情と街の個人花屋との違い
日比谷花壇や系列のエキナカブランド(ヒビヤカダンスタイル)でも、1000円〜1500円前後の「そのまま飾れるブーケ(シュシュブーケ等)」が展開されています。ギフト用途に特化しているため、ラッピング資材やペーパーバッグのデザイン性が高く、ビジネスシーンでの手土産としても見劣りしません。
一方で、街の個人の花屋さんに1000円の予算を持ち込む場合、大手チェーン店とは異なるメリットがあります。個人店ではブランド料やパッケージ資材費が抑えられていることが多く、そのぶん「純粋に生花のボリュームを多めにサービスしてくれる」ケースが少なくありません。仕入れ状況によっては、1000円とは思えない立派な花材を組み合わせてくれることも珍しくないのです。