続編への期待がここまで異常な高まりを見せる根本的な要因は、映画カラダ探し ラストの赤い人真相と、スタッフロールが明けた直後に仕掛けられた戦慄のカットにあります。無事にバラバラにされたカラダをすべて棺桶に納め、呪いのループから脱出したはずの明日香(橋本環奈)たち。翌朝の学校で高広(眞栄田郷敦)と交わしたネクタイピンの約束によって、淡い青春の救済が描かれたかのように見えました。
しかし、劇場が明るくなる直前、カメラは学校の中庭にある古井戸の底を映し出します。そこに落ちていた血塗られた新聞記事。そこには「小野山美子ちゃん殺人事件」ではなく、「森崎明日香ちゃん(8)殺害」という見出しと、幼少期の明日香の写真が鮮明に印刷されていました。この映画カラダ探し エンドロール伏線回収が意味するものは何だったのでしょうか。
第一の仮説は、「呪いの主の交代」です。赤い人を倒してカラダを探し終えた者は、自らが次の赤い人(呪いの依り代)として選ばれてしまうという因果応報の構造。第二の仮説は、「過去の改変とパラレルワールドへの転落」です。赤い人を解放した代償として、かつて小野山美子が辿った惨殺の運命が明日香の過去へと上書きされてしまったという解釈が成り立ちます。いずれの解釈をとるにせよ、あのラストは単なる脅かしのギミックではなく、明確に第2章の開幕を告げる狼煙であったことは疑いようがありません。