創業は1975年。かつて宇治山田駅周辺に通う高校生たちに「安くて腹いっぱいになる飯を食わせたい」という店主の情熱から店はスタートした。昭和レトロな雰囲気がそのまま残る店内は、カウンターと小上がりのテーブル席が所狭しと並び、壁一面に常連や著名人のサイン色紙が貼られている。
ファストフードや大手チェーンが台頭する飲食・フードサービス業の激動期にあっても、この店が守り続けてきたスタンスは揺るがない。注文が入るたびに強い火力で一気に仕上げるライブ感。かつて学生時代に小遣いを握りしめて通った若者が、今では我が子や孫を連れて暖簾をくぐる。世代を超えて受け継がれる日常の風景が、ここにはある。