2011年夏、AKB48の公式ライバルとして誕生した乃木坂46。総合プロデューサー・秋元康のもとに集まった応募者は、3万8,961人という凄まじい倍率だった。その狭き門をくぐり抜け、見事1期生として合格を勝ち取ったひとりが市來玲奈である。清楚な立ち振る舞いと知性、そして凛とした佇まいは、立ち上げ間もないグループの中で強烈な存在感を放っていた。
デビューシングル『ぐるぐるカーテン』で七福神のひとりに選出されると、その後も選抜メンバーとしてグループの顔となり活躍。当時の女性アイドル界において、AKB48グループとは異なる「品格と洗練」を打ち出そうとしていた乃木坂46のコンセプトを、彼女は体現していた。