渋谷南東急ビルの2026年現在|テナント・空室と新南口再開発の全貌

渋谷南東急ビルの2026年現在|テナント・空室と新南口再開発の全貌

渋谷南東急ビルの2026年現在|テナント・空室と新南口再開発の全貌の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

東急リアル・エステート投資法人(東急REIT)の開示資料および最新のオフィスマーケット需給レポートによると、2026年現在、渋谷南東急ビルは稼働率98.4%という極めて強固なポートフォリオを堅持しています。1フロアあたりの基準階面積が約170坪前後という規模感は、スタートアップの拡大移転や中堅IT企業のヘッドオフィス、あるいは大手企業の新規事業部門のサテライト拠点として最も需要が厚いゾーンに位置しています。

現在のテナント一覧を見渡すと、黎明期から渋谷を拠点としてきたデジタルクリエイティブ企業、AIソリューション開発、PR・マーケティング企業、さらには士業や専門コンサルティングファームがバランスよく名を連ねています。低層階には利便性を高めるサービス・飲食テナントが配置され、上層階のオフィスフロアでは効率的な執務空間が形成されています。オフィス仲介担当者は次のように証言します。

「渋谷駅直結のメガビルは象徴的なステータスがありますが、固定費を抑えながら渋谷の優秀な人材プールへアクセスしたい企業にとって、渋谷南東急ビルのような中規模プレミアム物件は空室が出た瞬間に引き合いが重なる激戦区です。2026年に入ってからも、退去予定の告知が出ると即座に同業他社から水面下で内覧希望が入る状態が続いています」

空室情報に関しては、年間を通じて数フロア単位の入れ替わりが一時的に発生するものの、数ヶ月以内に次のテナントの内装工事が始まる回転の速さを見せています。検討企業においては、一般公募の不動産ポータルに情報が掲載される前段階で、主要仲介業者へ直接「渋谷南東急ビルの空き待ち依頼」を入れておくことが成約への必須要件となっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。