ホテルの外に出れば、そこは新旧が織り交ざる魅力的な大森の街だ。かつて明治時代にエドワード・モースが貝塚を発見した歴史ある土地であり、駅周辺には昭和の面影を色濃く残す飲食店街が広がっている。洗練されたホテルのロビーから一歩踏み出すだけで、ディープな東京の日常にワープできるギャップが面白い。
地元のサラリーマンで賑わう焼き鳥屋や、隠れ家的なバー、古くから愛される洋食店など、食の選択肢には事欠かない。観光地化されすぎていない「本物の東京の暮らし」を肌で感じながら、ローカルフードに舌鼓を打つ夜は、旅の記憶に深く刻まれるはずだ。