ニュースや映画ランキングで日常的に目にする「興行収入」ですが、映画ビジネスを正しく把握する上では配給収入 違いを理解しておく必要があります。
興行収入(Box Office)とは、観客が映画館のチケット窓口で購入した入場料の総額を指します。一方、かつて映画の公式発表で主流だった「配給収入」は、興行収入から映画館(興行側)の取り分(通常約50%)を差し引き、映画配給会社に入ってくる金額のことです。現在メディアで報じられる数値はすべて「興行収入」に統一されていますが、製作委員会が利益を回収し黒字化を達成するためには、興行収入全体の約40〜50%程度が実質的な制作・配給サイドの回収原資になるという計算が基本構造となります。