醤油は何群?大豆なのに第1群ではない理由と食品群の分類完全ガイド

醤油は何群?大豆なのに第1群ではない理由と食品群の分類完全ガイド

醤油は何群?大豆なのに第1群ではない理由と食品群の分類完全ガイドに関する質問を丁寧にまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

ここで多くの人が疑問に感じるのが、「同じ大豆発酵調味料である味噌(みそ)は何群なのか?」という点です。

実は、味噌は「第1群(赤のグループ:大豆製品)」に分類されるのが一般的です。同じ伝統的大豆発酵食品でありながら、なぜ味噌と醤油で扱いが真っ二つに分かれるのでしょうか。その理由は「製造工程」と「1食あたりの摂取固形分」にあります。

味噌は、蒸した大豆に米麹や麦麹、塩を加えて発酵・熟成させ、大豆の粒やペーストをまるごとすりつぶして製品化します。そのため、お椀1杯の味噌汁(味噌約10〜12g使用)を飲むと、約1.2g〜1.5gの良質なたんぱく質を摂取できます。日常的に大豆の栄養そのものを体内に取り込めるため、大豆加工品(第1群)として認定されているのです。

対して醤油は、大豆と小麦を発酵させた「もろみ」を布で搾り、固形分を取り除いた液体エキスです。絞りかす(醤油粕)の方に食物繊維や大豆たんぱく質の多くが残るため、液体である醤油側にはたんぱく質があまり移行しません。この「大豆の固形分を丸ごと食べるか、絞り汁だけを使うか」という構造の違いが、食品群の分類を分ける決定打となっています。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。