ネット上のコミュニティやSNSでは、岡本の去就を巡りファンの意見が真っ二つに割れています。大手掲示板やX(旧Twitter)に寄せられるリアルな声を分析すると、読売巨人を愛するファンならではの複雑な心理状態が浮き彫りになります。
「筒香や鈴木誠也、吉田正尚に続いて、巨人の誇りである岡本が海の向こうでホームランを量産する姿を見たい」「松井秀喜以来の本格派日本人大砲としてニューヨークやロサンゼルスで躍動してほしい」といった、世界への挑戦を後押しする熱いエールが目立ちます。世界一の舞台を知るファンにとって、岡本の打撃技術がメジャーでどこまで通用するかを確かめたいという欲求は極めて強いものです。
その一方で、チームの台所事情を案じる悲痛な叫びも少なくありません。「阿部慎之助監督のもとで王座奪還を果たした今、岡本が抜けたら巨人の打線は瓦解する」「長年待望した生え抜きの4番打者であり、キャプテン。彼だけは生涯巨人でいてほしい」という声は根強く存在します。2024年のシーズン中に見舞われた怪我からの復帰以降、岡本の存在がチームの勝敗に直結することをファンは身をもって痛感しているからです。主砲不在の打線がいかに脆いかを知るからこそ、ファンの心境は期待と喪失への恐れの間で揺れ動いています。