現場スタッフの9割以上が利用するセインズポータルのスマホ環境において、もっともトラブルが集中するのが新規登録時および端末変更時のプロセスだ。配布されるセインズポータルの使い方マニュアル通りに進めているつもりでも、OS側の独自仕様によって想定外の挙動を示すケースが目立つ。
確実な認証を完了させるためのセインズポータルの初期設定手順は、以下のフローを遵守することが鉄則となる。
第一に、私物端末のSafari(iOS)またはGoogle Chrome(Android)において、「プライベートブラウズモード」や「シークレットモード」を完全に解除する。これらの匿名化機能が有効になっていると、認証サーバーから払い出される一時的なCookieトークンが破棄され、ログイン画面へループバックしてしまう。
第二に、初回ログイン時に付与される初期仮パスワードは、英大文字・小文字・数字・特殊記号を混在させた12文字以上の独自文字列へと即時変更が求められる。従来の8文字ルールで入力し続け、「パスワードの要件を満たしていません」というバリデーションエラーに気付かず弾かれる事例が後を絶たない。