ついに決着の時が訪れた。イタリア北部で開催される2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックの出場権を懸けたこの大一番、戦況を分けたのは第8エンドの攻防だった。
セーフティなクローズドゲームを選択するか、複数得点を狙ってハウスを開くか。先行チームがセンターガード裏へ執拗に石を隠すなか、後攻チームはコーナーガードを利用した積極策を展開。相手のミスショットを誘う絶妙なウェイトコントロールでプレッシャーをかけ続け、勝負を決める決定的なブランクエンドとスチールを連続して奪い取った。運命のラストロックが静かにセンターへ収まった瞬間、勝者はリンク上で抱き合い、敗者は静かに相手の手を握り健闘を称え合った。