空間を圧迫するテレビ台を処分でき、部屋をすっきり見せられるという大きな魅力がある反面、購入後にギャップを感じるユーザーも少なくありません。ネットの口コミや知恵袋、コミュニティに寄せられた不満を精査すると、ポップインアラジンで後悔する理由は主に次の5点に集約されます。
第1の壁は「昼間の視認性」です。一般的なテレビが自発光パネルであるのに対し、プロジェクターは壁に反射させた光を見る仕組みです。「ポップインアラジンは昼間見えない」という指摘の通り、遮光カーテンのない南向きのリビングなどでは、日差しが差し込む時間帯に映像が白飛びし、コントラストが著しく低下します。日中に映画やドラマをしっかり鑑賞したい場合、遮光1級カーテンによる環境作りが前提条件となります。
第2に「壁までの距離と梁(はり)の干渉」です。天井の引掛シーリングの位置が固定されている日本の住宅構造上、投影したい壁面との距離が近すぎると画面が期待ほど大きくならず、逆に遠すぎるとドアやエアコンに映像が重なってしまうケースがあります。台形補正機能はあるものの、限界を超えると画質の劣化を招くため、事前の間取り計測は欠かせません。
第3に「テレビ視聴におけるラグと操作性」、第4に「ゲーム機器との有線接続の制限」、そして第5が「日常的なランニングコストへの懸念」です。気になるポップインアラジンと電気代の関係ですが、プロジェクター投影時の消費電力は約135W〜150W程度。50インチ前後の最新液晶テレビ(約100W〜140W)とほぼ同等かやや高い水準であり、電気代が高騰する心配は少ないものの、24時間点灯し続けるような使い方には向きません。