金子ノブアキのルーツを語る上で欠かせないのが、日本音楽史に名を刻むサラブレッドとしての生い立ちです。父親は名ドラマーのジョニー吉長、母親は「下北沢のジャニス・ジョプリン」と称された伝説的シンガーの金子マリ。さらに実弟は、天才ベーシストとして知られるKenKenという、まさに音楽一家で育ちました。
幼い頃から家の中には楽器が溢れ、名だたるトップミュージシャンたちが日常的に出入りする環境。最初はあえてドラムを避けていた時期もありましたが、中学生のときに父のスティックを手にした瞬間、天性のリズム感が覚醒します。父譲りのパワフルかつ繊細なグルーヴ感と、母譲りのソウルフルな感性が、彼のドラマーとしての骨格を作り上げました。