子どもが書けない姿を見ると、つい親が「こう書いたら?」と手を出したくなります。しかし、大人の手が入った文章は、不思議なほどすぐに見破られてしまいます。文集に残すべきは、洗練された大人の文章ではなく、今しか書けない子どもの生々しい言葉です。
親ができる最善のサポートは、インタビューアーに徹することです。「一番悔しかったのはいつ?」「そのとき、心の中ではなんて叫んでた?」「もしもう一度その日に戻れるなら、何がしたい?」といった具体的な質問を投げかけてみてください。子どもが口にした言葉をメモしておき、「今言ったこと、そのまま書けばいいんだよ」と伝えてあげるだけで、原稿用紙はみるみる埋まっていきます。