「井上尚弥vs中谷潤人の試合はどこで見れるのか」という問いに対し、ボクシング興行のビジネス構造を紐解くと、国内2大プラットフォームの激突という図式が浮かび上がります。井上尚弥が所属する大橋ボクシングジムはNTTドコモが運営するLemino(レミノ)と強固なパートナーシップを結び、世界戦の国内独占無料生配信やプレミアム配信を牽引してきました。一方、中谷潤人が所属するM.Tボクシングジムおよび主要興行「Prime Video Presents Live Boxing」はAmazonプライムが継続的に独占生配信を手掛けています。
関係者への取材によると、両陣営のプラットフォームが異なるメガマッチにおいて、過去の「那須川天心vs武尊(THE MATCH 2022)」で採用されたABEMA単独PPVのような形式をとるのか、あるいはLeminoとAmazonプライムによる「異例の2社同時PPV並行配信」となるかが最大の交渉ポイントです。米国のプロモーション構造(Top Rank社とESPN、PBCとPrime Video)の利害関係も絡み、放映権料は日本国内の単一スポーツイベントとして過去最高額を更新する見通しです。