病を克服し、俳優として再び確固たる地位を築いていた志尊淳は、2023年12月31日をもって約12年間所属した大手事務所「ワタナベエンターテインメント」を円満退社し、個人事務所を設立して独立しました。
若手時代から彼を育て上げ、闘病中も手厚くサポートした所属事務所との間に不協和音があったわけではありません。関係者によると、退社交渉は極めて友好的に進められ、現在も良好なパートナーシップが継続しています。では、なぜあえて看板を下ろし、リスクを背負ってまで自主運営の道を選んだのでしょうか。
その本質は「自らの表現活動と人生の時間を、100%自己責任でハンドリングしたい」という強い意志にあります。大病を経験したことで「人生の持ち時間には限りがある」という冷徹な事実に直面した彼は、マネジメントに守られる立場から、自らクリエイティブの舵を握る表現者への脱皮を決断しました。