レントゲンとCtの違いとは?両方撮る理由や被曝量・費用を徹底比較

レントゲンとCtの違いとは?両方撮る理由や被曝量・費用を徹底比較

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SNSや医療系掲示板では、画像診断にまつわる患者の率直な戸惑いが数多く投稿されています。「人間ドックで要精密検査と言われ、CTを撮り直したらただの古い傷跡だった。無駄に被曝したのではないか」「救急車で運ばれ、レントゲンもCTも両方撮られて医療費が跳ね上がった」といった声は後を絶ちません。

大手総合病院に勤務する現役の放射線診断専門医は、診察室の裏側についてこう明かします。

「患者さんが被曝や費用に不安を覚えるのは至極当然のことです。しかし、レントゲンで『影がある』と分かった時点で検査を止めてしまえば、それが命に関わる早期肺がんなのか、過去の肺炎の痕跡(陳旧性病変)なのかを判別できません。白黒つけるためのCT検査は、患者さんに安心を届ける、あるいは最悪の事態に早期介入するための必要不可欠なステップです」

現場で問題となるのは、医師と患者のコミュニケーション不足です。なぜ今レントゲンだけでなくCTが必要なのか、どのリスクを回避するために撮影するのかという説明が抜け落ちると、患者側には「機械的に検査を上乗せされた」という不信感だけが残ってしまいます。疑問や懸念がある場合は、撮影台に上がる前に「このCTで何を確認したいのか」を医師に直接質問する姿勢が、納得のいく医療を受ける鍵となります。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。