道具を使わずにその場でできる左脳派の見分け方テストとして、長年広く活用されているのが「手の組み方(指組み)」と「腕の組み方」を組み合わせた簡易診断です。このテストは、身体の交差支配(右半身は左脳、左半身は右脳が司る)の原理を応用したもので、日常の無意識な動作からインプットとアウトプットの癖を判定します。
診断手順は極めてシンプルです。何も考えずに自然な状態で以下の2つの動作を行ってください。
- 手の指を自然に組む(インプット脳の診断): 両手の指を交互に組んだとき、「左親指が下」になる人は左脳で情報を受け取るタイプ(論理的に物事を理解)、「右親指が下」になる人は右脳で情報を受け取るタイプ(直感的にイメージで理解)。
- 胸の前で腕を組む(アウトプット脳の診断): 腕を自然に組んだとき、「左腕が下(右腕が上)」になる人は左脳で表現するタイプ(論理的・言葉で説明)、「右腕が下(左腕が上)」になる人は右脳で表現するタイプ(感情的・感覚的に表現)。
この組み合わせによって導き出される4つのプロファイルは以下の通りです。
- 「ささ脳(左手下・左腕下)」:インプットもアウトプットも左脳。徹底した論理派で几帳面。何事も数字と根拠で整理する典型的な実務型。
- 「さう脳(左手下・右腕下)」:情報は論理的にインプットし、表現は感覚的にアウトプット。理解力が高く、人に教える際は感情や身振り手振りを交えるバランス型。
- 「うさ脳(右手下・左腕下)」:直感で物事の本質を素早く察知し、説明する際は筋道立てて理路整然と話す。クリエイティブと論理を架橋するストラテジスト型。
- 「うう脳(右手下・右腕下)」:直感で捉えて感覚で表現する純粋な右脳派。独創的な発想力と豊かな感性を持ち、ムードメーカーとして活躍するアーティスト型。
指組みや腕組みによる右脳左脳どっち診断は、自分自身の認知の癖を知るきっかけとして有効であり、チームビルディングや社内研修の導入ワークショップでも頻繁に用いられています。