ヤンキー漫画の黄金期を代表する二大金字塔といえば、きうちかずひろ氏による『ビー・バップ・ハイスクール』と、吉田聡氏の『湘南爆走族』だろう。特に『ビー・バップ・ハイスクール』は、従来の重苦しい不良像を打ち破り、等身大の高校生の日常とリアルな喧嘩描写、コミカルな掛け合いを融合させ、日本中に社会現象を巻き起こした。
一方の『湘南爆走族』は、バイクへの情熱と仲間との絆、そして切ない恋愛模様を描き出し、爽快な青春アクションの金字塔を打ち立てた。これらの作品は、不良を単なる反社会的な存在としてではなく、青春の輝きと痛みを抱えた若者として描くことで、老若男女を問わない幅広い支持を獲得したのだ。