キャンパス内に併設された「漢方資料館」は、日本最大級の規模を誇るユニークな施設です。歴史的な文献や貴重な生薬の標本がズラリと並ぶ様子は圧巻で、遠方から訪れる見学者も少なくありません。未病(病気になる手前の状態)の改善や予防医学が叫ばれる現代において、東洋医学の知恵はこれまで以上に重要視されています。
大学は定期的に漢方に関する市民セミナーを開催しており、これが住民の健康意識向上に一役買っています。「薬に頼りすぎない生き方」を学ぶ場として、この資料館が果たす役割は極めて大きく、大学が持つ学術的アセットを社会に還元する好例と言えます。