近年、映画やテレビのドキュメンタリー番組において、ストリップ劇場の日常や踊り子の生き様に焦点を当てた作品が相次いで制作されている。カメラが映し出すのは、スポットライトを浴びる絢爛豪華な姿だけではない。楽屋での地道なレッスン、身体の故障との闘い、そして舞台を下りた一人の人間としての苦悩や歓喜である。
こうしたドキュメンタリー映像の普及は、世間の偏見を拭い去る大きな要因となった。今日、ストリップは単なるエロティシズムの提供ではなく、滅びゆく「昭和レトロカルチャー」の象徴的伝統として、あるいは消えゆくアングラ演劇の遺産として再評価を受けるに至っている。