高価な一眼レフカメラがなくても、近年のスマートフォンで十分に雑誌の表紙のようなクオリティを撮影できます。現地で多くの人が見落としている実践的な撮影テクニックを整理しました。
1. スマホを逆さまに持つ「超ローアングル撮影」
最も基本的でありながら劇的な差を生むのが、スマートフォンの持ち方です。端末を上下逆さまにし、カメラレンズが下側にくる状態で持ちます。水面からわずか2〜3cmの高さまでレンズを近づけることで、手前の水面と奥の背景がシームレスにつながり、広大な鏡面効果が強調されます。
2. 被写体とカメラの距離感とポージング
被写体となる人物は、潮だまりの反対側、カメラから約10〜15m離れた位置に立ってもらいます。カメラマン、潮だまり、被写体が一直線に並ぶ配置が鉄則です。傘、風船、つばの広い帽子などの小道具を持ったり、大きく手足を広げてジャンプしたりすると、美しいシルエットが際立ちます。
3. 露出(明るさ)を手動で下げる
スマートフォンの画面で被写体をタップした後、太陽光マークを少し下にスライドさせて露出をアンダー(暗め)に設定します。あえて全体を暗く落とすことで空の色味が濃くなり、人物の輪郭が漆黒のシルエットとして綺麗に浮き上がります。