ネット上では「日大フェニックスがそのまま復活する」「名称を変えてすぐにリーグへ復帰できる」といった憶測が散見されます。しかし、日大アメフト部存続の真相を追究すると、現実は極めて厳格な手続きと条件が課されていることが分かります。
日大フェニックス復活の理由や再建スキームに関して、関東学生アメリカンフットボール連盟は「旧部活の単なる看板掛け替え」を一切認めていません。連盟の規定上、除名されたチームが再加盟する場合、過去の指導体制や影響力を完全に遮断した新規加盟団体として扱われます。そのため、再建組織が連盟に承認されたとしても、自動的に1部TOP8に戻ることは不可能であり、最下層リーグ(3部またはエリアリーグ)からの昇格戦を1年ずつ勝ち上がる必要があります。
日本大学フェニックス再建において最大のハードルとなっているのは、施設の安全管理と透明性です。かつて不祥事の温床となった閉鎖的な学生寮は廃止され、通学型を中心とした健全な部活動モデルの構築が進められています。ブランド名の「フェニックス」を継承するかどうかも学内議論の焦点となっており、過去の栄光と決別した新たなアイデンティティの確立が模索されています。