当メディア編集部が実施した独自調査および患者・家族のアンケート取材から、現場で実際に観察された「生の声」を抽出しました。
熊本の脳卒中リハビリセンターに父親が入院した家族の手記には、次のような証言が残されています。「救急病院から転院してきた当初は、車椅子生活が一生続くものと絶望していました。しかし、桜十字のリハビリ担当者は『もう一度、近所のスーパーまで自分で歩いて買い物に行きましょう』と具体的な生活目標を提示してくれました。理学療法士の方々がチームで歩行解析を行い、数か月後には杖をついて歩いて退院できました。ただ身体を動かすだけでなく、患者本人の生きがいを取り戻すアプローチに救われました」
また、東京で人間ドックを受診した40代会社員の利用者は、「病院特有の重苦しい雰囲気がなく、ホテルのラウンジにいるような感覚で検査を受けられた。各検査室への案内がスムーズで、待ち時間のストレスがほとんどない。医師の受診後説明も丁寧で、こちらの生活習慣の課題を一緒に考えてくれた」と証言しています。
一方で、率直な不満点として挙げられたのは「人気が高いため、希望する個室の空き待ちが発生する」「面会予約の枠が週末に集中し、希望通りの時間を確保しづらい場合がある」といった、需給バランスのタイトさに関連する意見でした。医療事故や接遇不全といった致命的な欠陥ではなく、利用希望者が集中しているがゆえの制約が利用者の生の声として浮かび上がっています。