全国の頂点を争うセンターコートは、張り詰めた緊張感とともに異様な熱気に包まれました。全日本中学校バレーボール選手権大会 速報を伝えるプレスルームでもどよめきが走った通り、今大会は男女ともに第1シードが準決勝までに姿を消すという大波乱の展開を迎えました。
男子の頂上決戦となった全中バレー 男子 決勝 結果は、セットカウント2対1のフルセットデュースにもつれ込む大熱戦となりました。試合を決定づけたのは、勝負どころの23点以降で見せたバックアタックの展開力です。従来の単調なオープントスではなく、セッターが相手ブロッカーを完全に振るテンポ0.8秒のシンクロ攻撃を敢行。試合後のミックスゾーンで主将が語った「練習試合で何千本と合わせてきたバックセンターの信頼関係が、最後の手首の迷いを消した」という証言が、その戦術精度の高さを物語っています。
一方、全中バレー 女子 決勝 結果においても、守備組織の構築度が勝敗を二分しました。相手校の絶対的エースに対し、徹底したコース限定ブロックとディグのポジショニングを連動させ、決定率を大会平均の48%から31%へと激減させることに成功。ただボールを拾うのではなく、反撃(トランジション)から確実に得点へ繋げるシステマティックなバレーが、栄冠を手繰り寄せる原動力となりました。