宇宙ファンならずとも息をのむのが、館内に設置された充実した宇宙関連の展示だ。特に目を引くのは、1969年のアポロ計画で人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号月着陸船「イーグル」の実物大模型である。司令船や着陸船の細部まで再現された造形からは、ニール・アームストロング飛行士らが挑んだ前人未到のミッションの緊張感がひしひしと伝わってくる。
さらに屋外の広場に燦然と立つ実物大のH-IIロケット模型は、宮崎科学技術館の象徴的なランドマークだ。全高約50メートルにも及ぶその巨体は見上げる者を圧倒し、日本の宇宙開発が歩んできた技術の歴史と情熱を今に伝えている。間近で見るロケットのスケール感は、写真や映像では決して味わえない感動を与えてくれる。