『妖怪ウォッチ2』の通信対戦において、なぜ特定の魂が「最強」と称され、パーティ構築の前提とされるのか。その最大の理由は、本作のバトルシステムが「行動順」と「妖気ゲージの蓄積速度」に強く依存している設計にあります。ターン制ではなくリアルタイムに妖気・行動ゲージが回る対戦において、初手で敵を無力化、あるいは壊滅的な打撃を与える戦術が絶対的な優位性を持つためです。
プレイヤーの間で「人権装備」とまで呼ばれる筆頭が、行動順を最優先にする閃光魂です。素早さの数値を完全に無視し、バトル開始直後に確定で最初に行動できる仕様は、状態異常のばら撒きや味方へのバフ付与において代えの利かないアドバンテージを生み出します。これに対抗する軸として、隣接する味方の妖気ゲージを高速で溜めるえんらえんらの魂を複数並べ、わずか数秒で全体必殺技を叩き込む「速攻必殺ループ」が環境を支配しました。
さらに、高打点のアタッカーに持たせることで場持ちを劇的に向上させるガブニャンの魂(攻撃時に与ダメージの一部をHPとして吸収)や、味方のサボりを完全排除するスパルタの魂など、戦術の根幹を支える魂が存在します。通信対戦でおすすめされる魂は、単に数値を底上げするのではなく、「相手の行動機会を奪い、こちらの勝ち筋を強引に通す」性能に特化している点が共通しています。