長年の撮影現場となった東帝大学病院の豪華なセット裏では、数々の感動的かつユーモラスな未公開エピソードが残されている。過酷な長時間の撮影中、スタッフや共演者を和ませていたのは、常に現場の中心にいた米倉涼子本人の気配りだった。
緊迫した手術シーンの合間には、キャスト陣に自家製の健康ドリンクや陣中見舞いの差し入れが振る舞われ、まさにチーム一丸となった温かい空気感が共有されていたという。画面越しに伝わるキャスト同士の息の合った掛け合いや絶妙なテンポ感は、こうした長年の撮影現場で培われた揺るぎない信頼関係から自然と溢れ出たものだったのだ。