元少年Aは、退院後に新たな戸籍を取得し、複数回にわたって本名を改名していることが判明しています。しかし、ネット社会の急速な発展に伴い、事件当時の実名や卒業アルバムの写真、さらに手記出版当時に週刊誌『週刊新潮』がスクープ撮影した現在の成人後の顔写真がネット上に広く出回る事態となりました。
顔や特徴が広く知れ渡ったことで、市井に溶け込んで生活することは事実上不可能となっています。そして、元少年Aの凶行によって人生を狂わされたのは被害者側だけではありません。彼の家族もまた過酷な運命を辿ることになりました。
事件発覚直後、両親は自宅を手放して夜逃げ状態となり、最終的に離婚を選択しました。弟たちを含む家族全員が改名を余儀なくされ、進学や就職、結婚の機会を奪われるなど、一家は完全に離散しました。現在、元少年Aと実の家族との関係は完全に断絶しており、支援の手を差し伸べる身内は誰一人として残っていません。