ネット上で定期的に浮上する「タマキ死亡説」ですが、結論から言えばタマキ(環古達)は死亡していません。物語のクライマックスである大災害の激闘を生き抜き、単行本最終巻(34巻)に描かれたエピローグまでしっかりと生存しています。
では、なぜこれほどまでに「タマキ 死亡」という検索ワードが定着してしまったのでしょうか。その背景には、作中で彼女が直面した数々の極限状態と、周囲の仲間たちが払った重い犠牲が関係しています。
死亡説が拡散した3つの決定的な戦闘シーン
読者の間で死亡説が囁かれた最大の契機は、以下の過酷なエピソードにあります。
- 1. 中華半島編および「空間の裂け目」での過酷な任務:世界の真実に迫る調査隊として未知の土地へ赴き、強敵との連戦で絶体絶命の危機に陥ったこと。
- 2. 地下(ネザー)決戦とジャガーノートの重傷:白装束の強敵・オロチとの戦闘時、タマキを命がけで守った第2特殊消防隊のジャガーノート(武能登)が四肢を失うほどの致命傷を負い、読者に強烈なトラウマと「次はタマキが危ないのではないか」という緊張感を与えたこと。
- 3. 大災害時のドッペルゲンガー戦:人類の絶望が具現化する世界規模の決戦において、自らの偽物(ドッペルゲンガー)と対峙し、精神的にも肉体的にも限界まで追い詰められたこと。
特にネザー編でのオロチ戦は、タマキ自身の無力感とジャガーノートの壮絶な自己犠牲が描かれ、連載当時のSNS上では「ヒロイン退場か」「あまりに救いがない」と大きな悲鳴が上がりました。しかし、彼女はこの悲劇を契機に戦士としての覚醒を果たし、最終回まで戦い抜く強さを手に入れたのです。