試合前の注目点であったウォリアーズ ロケッツ スタメンの顔ぶれは、両軍の戦術意図を鮮明に映し出していました。
ウォリアーズはステフィン・カリー、ブランディン・ポジェムスキー、アンドリュー・ウィギンズ、ジョナサン・クミンガ、ドレイモンド・グリーンを並べ、スモールボール特有の素早いローテーションとアウトサイドへの展開力を重視。対するロケッツはフレッド・ヴァンブリート、ジェイレン・グリーン、ディロン・ブルックス、ジャバリ・スミスJr.、アルペラン・シェングンという、フィジカルコンタクトとリバウンド力に長けた布陣で対抗しました。
ロケッツの守備戦術は、カリーに対する執拗なブリッツ(ダブルチーム)と、ウィング陣の長いウィングスパンを活かしたパッシングレーンの遮断でした。序盤はこの戦略が功を奏し、GSのリズムを停滞させることに成功。しかし、スティーブ・カーHCは即座に修正を加え、ドレイモンド・グリーンをショートロールの起点として中央に配置。カリーが引き付けた守備の裏を突く「4対3のアウトナンバー」を高速で作り出すことで、ロケッツの包囲網を無力化していきました。