トマトジュース飲み過ぎの副作用とリスク|1日の適量と太る噂の真相

トマトジュース飲み過ぎの副作用とリスク|1日の適量と太る噂の真相

トマトジュース飲み過ぎの副作用とリスク|1日の適量と太る噂の真相の詳細解説をご紹介します。役立つ情報が詰まっています。

塩分を気にする健康志向層を中心に支持されているのが「食塩無添加タイプ」です。しかし、塩分ゼロだからといって無制限に飲んでよいわけではありません。ここで強く認識すべき問題が、食塩無添加トマトジュースのデメリットと、それに伴うカリウム過剰摂取と腎臓への負担です。

トマトはカリウムを極めて豊富に含む野菜です。カリウムには体内の余分なナトリウム(塩分)を尿中へ排泄し、むくみの改善や血圧を正常に保つ有益な働きがあります。しかし、血液中のカリウム濃度を一定に保つ役割を担っているのは腎臓です。腎機能が健康な成人であれば、多量に摂取したカリウムも尿中に排泄されますが、短時間に集中して摂取すると一時的に腎臓へ過度な濾過負担を強いることになります。

注意を要するのが、軽度の腎機能障害を抱えている方や高齢者です。腎臓の排泄能力が落ちている状態でカリウムを大量に流し込むと、血中カリウム濃度が危険値まで跳ね上がる「高カリウム血症」を誘発しかねません。初期症状としての手足のしびれ、筋力低下から、重篤な場合には不整脈や心停止に至るリスクすら孕んでいます。「食塩が入っていない自然派飲料だから安全」という思い込みが、潜在的な健康リスクを見過ごす要因になっています。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。