彼女の歩みを語る上で、日本の女性アイドルグループ史に刻まれた伝説を避けて通ることはできない。伝説のオーディション番組『スター誕生』での合格を皮切りに、ビクターエンタテインメントから『ペッパー警部』で鮮烈なデビューを飾ったピンク・レディー。作詞・阿久悠、作曲・都倉俊一という黄金コンビの手腕によって生み出された楽曲は、瞬く間に日本全国を席巻した。
『UFO (ピンク・レディーの曲)』や『サウスポー (ピンク・レディーの曲)』など、チャート1位を連続して獲得したナンバーは、子どもから大人まで誰もが振り付けを完璧に真似るほどの社会現象となった。NHK紅白歌合戦の華やかな舞台はもちろん、過密を極めた当時の芸能界において、彼女たちが放った輝きとエネルギーは今なお昭和歌謡の金字塔として語り継がれている。