加古川西高校の進学実績を客観的な数値で検証すると、学年全体の進路構成は非常に特徴的です。1学年約280〜320名の中で、国公立大学への現役合格者は毎年80名〜100名前後を記録しています。
【国公立大学の主な合格先と実態】
・最難関層(学年トップ5%):神戸大学、大阪大学、大阪公立大学など
・中核層(学年上位15〜30%):兵庫県立大学、岡山大学、鳥取大学、島根大学、徳島大学、鳴門教育大学など
地元志向の強い生徒が多く、特に兵庫県立大学への合格実績は例年学年トップクラスの規模(20〜30名超)を誇ります。通学圏内でありながら国公立の学費・設備環境を享受できるルートとして、学校側も手厚い推薦・一般対策を展開しています。
一方、私立大学に関しては関関同立(関西・関学・同志社・立命館)への延べ合格者数が毎年150〜200名規模に達し、さらに産近甲龍(京都産業・近畿・甲南・龍谷)への合格者数は250名を超えます。
指定校推薦の枠も関西学院大学や関西大学、甲南大学などを中心に豊富に保有していますが、進学校としてのプライドから「安易な指定校利用に頼らず一般選抜で実力を伸ばす」指導方針が取られています。上位30%以内に食い込んでいれば関関同立以上の現役進学が十分射程圏内に入りますが、下位30%に沈むと産近甲龍以下の私大や専門学校への進路となるため、入学後の学内順位維持が決定的な分かれ道となります。