ネット検索で頻繁に目にする「打ち切り」という噂ですが、結論から言えば本作は打ち切りになっていません。著者の十文字青氏とイラストレーターの白井鋭利氏のタッグにより、物語は最終章(クライマックス)へと突入しています。
では、なぜ打ち切りの噂が独り歩きしてしまったのでしょうか。その理由は、刊行ペースの変化と物語構造の変遷にあります。
初期は年に2〜3冊ペースで順調に新刊がリリースされていましたが、物語が深まるにつれて執筆難易度が増加し、刊行間隔が1年以上空くケースが増えました。著者の十文字青氏が他作品の執筆や体調面での調整を挟んだこと、さらに後述する「パラノ編」以降の極めて難解な精神世界・多元宇宙的プロットの構築に時間を要したことが、読者の間で「連載が止まったのではないか」という誤認を生んだ主因です。
最新刊の発売日動向を含め、公式レーベル(オーバーラップ文庫)からは最終局面を迎えるハルヒロたちの物語が順次届けられており、未完のまま投げ出される心配はありません。