【プロ直伝】腹から声を出す方法とは?喉を痛めず劇的に通る声になる3つのコツ

【プロ直伝】腹から声を出す方法とは?喉を痛めず劇的に通る声になる3つのコツ

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声を出す際、喉仏の奥にある左右一対の「声帯」が合流し、肺から送られてくる呼気(吐く息)によって振動することで原音が生まれます。この原音は非常に小さく頼りないものですが、喉・口・鼻といった空間(共鳴腔)で増幅されることで、人間らしい豊かな響きへと変化します。

話していてすぐに喉が痛くなる最大の理由は、喉を痛めない発声の仕組みが破綻している点にあります。胸の上部だけで呼吸する浅い胸式呼吸では、十分な空気の圧力を下から供給できません。すると脳は無意識に「声量を保たなければならない」と判断し、首の周りにある外喉頭筋群や声帯を強く締め付けることで音を絞り出そうとします。これが、いわゆる「喉声(のどごえ)」と呼ばれる状態です。

音声外来やボイストレーナーの現場指導でも指摘される喉声の改善理由は極めて明確です。声帯同士を強い摩擦で打ち付け続けると、粘膜が充血して炎症を起こし、最悪の場合は声帯結節やポリープへと進行してしまいます。喉への局所的な負担を取り除くためには、息のエネルギー供給源を喉から「体幹(横隔膜と腹部)」へと移し替える作業が不可欠となります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。