なぜシニア施設で大流行?365歩のマーチ体操の効果と椅子振り付け解説

なぜシニア施設で大流行?365歩のマーチ体操の効果と椅子振り付け解説

なぜシニア施設で大流行?365歩のマーチ体操の効果と椅子振り付け解説について徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

単なる楽しいレクリエーションにとどまらず、医学的・身体機能的にも介護予防 365歩のマーチ効果は非常に高く評価されています。その核心は「デュアルタスク(二重課題)」と「全身の協調運動」にあります。

認知症予防 音楽体操としての機能は、記憶から歌詞を引き出して発声しながら、同時に手足を別々のリズムで動かすという高度な脳内処理に基づいています。この同時進行動作により、脳の前頭前野や頭頂葉への血流量が大幅に増加することがリハビリテーション研究によって明らかになっています。

身体機能面においては、椅子に座りながらの足踏み運動が大腿四頭筋や腸腰筋を直接鍛え、すり足の防止やすまずき予防に直結します。さらに、腕を大きく前後に振る動作は胸郭を広げ、呼吸機能を改善するとともに、声を出しながら歌うことで口腔周囲筋や嚥下筋が鍛えられ、高齢者の深刻なリスクである誤嚥性肺炎の予防にも大いに寄与します。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。