Q1:子どもが糊や絵の具のベタベタを極端に嫌がって触ろうとしません。どう対応すべきでしょうか?
A1:触覚の過敏さには個人差があります。無理に触らせることは絶対に避け、まずは道具を使った活動から導入しましょう。タンポ(綿を布でくるんだもの)や綿棒、スプーンを使って絵の具に触れたり、糊の代わりに両面テープやマスキングテープ、丸シールを使ったりすることで、手を汚さずに造形を楽しむ経験を重ねられます。友達が楽しそうに触っている姿を観察するだけでも十分な刺激になります。
Q2:散歩で拾ったどんぐりや落ち葉を園や家で使う際、衛生面で気をつけるべき注意点は何ですか?
A2:自然物には虫や雑菌が潜んでいる可能性があります。どんぐりは水洗いした後、沸騰したお湯で約5分間煮沸するか、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫で数日間凍らせることで、内部の虫の孵化を確実に防げます。落ち葉は表面の泥や汚れを湿らせた布で優しく拭き取り、新聞紙に挟んで重しを置き、数日間陰干ししてしっかり乾燥させると、カビの発生を防ぎスタンプや貼り付けに適した状態になります。
Q3:2歳児クラスで一斉に製作を行うとトラブルが頻発します。スムーズに進める運営のコツはありますか?
A3:2歳児全員を一斉に着席させて同時に同じ工程を進めることは、待機時間の発生や手元への集中困難を招くため推奨されません。自由遊びの空間と製作コーナーを物理的に分け、4〜5名ずつの少人数交代制で活動を行うのが鉄則です。待っている子どもたちはブロックや絵本など落ち着いて過ごせる遊びを用意し、保育者が目の前の子ども一人ひとりの手元にしっかりと寄り添える環境を整えてください。