Q1:発根促進剤のメネデールとルートンはどのように使い分けるべきですか?
A1:液体の「メネデール」は吸水時の水揚げや水挿しの水耕液として使用し、植物の活力と吸水力を高めます。粉末の「ルートン」は植物ホルモン(オーキシン様物質)を含み、挿し木の切り口に直接塗布して細胞の脱分化と発根を強力に促す薬剤です。挿し木を行う際は「メネデール希釈水で水揚げ後、切り口にルートンを薄く塗布して土に挿す」という併用が最も高い効果を発揮します。
Q2:水挿しをして3週間経ちますが、白いカルス(コブ)だけで根が出ません。失敗ですか?
A2:失敗ではありません。切り口に形成される白い塊は「カルス(癒傷組織)」と呼ばれ、植物が傷口を治癒し根分化を起こす直前の正常なサインです。カルスが確認できたら、あと数日から1週間程度でそこから勢いよく根が伸長します。腐敗臭がなければ水を清潔に保ち、そのまま様子を見てください。
Q3:剪定した枝が木質化して茶色いのですが、先端の緑の部分だけ切り取れば挿し木に使えますか?
A3:十分に活用可能です。太い枝自体は挿し木に向きませんが、その木質化した枝の節から新しく伸びてきた長さ7〜10cmの緑色の側枝を付け根から切り取れば、極めて発根力旺盛な優良な挿し穂になります。
Q4:水挿しから土に植え替えたら、翌日に苗がぐったりと萎れてしまいました。復活できますか?
A4:水根が土壌環境に適応できず、吸水が追いついていない状態です。直ちに直射日光の当たらない日陰へ移動させ、透明なビニール袋を軽く被せて湿度を保つ(密閉挿しに近い環境を作る)ことで蒸散を抑えてください。土が湿っていれば2〜3日で葉の張りが回復します。