2ちゃんねるを作った人は誰?ひろゆき創設秘話と巨額賠償金の真実

2ちゃんねるを作った人は誰?ひろゆき創設秘話と巨額賠償金の真実

2ちゃんねるを作った人は誰?ひろゆき創設秘話と巨額賠償金の真実の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

長年親しまれた「2ちゃんねる」が、なぜ現在の「5ちゃんねる」へ姿を変えることになったのか。その引き金となったのが、2014年2月に突如発生したジム・ワトキンス乗っ取り事件です。

元米軍の通信技術者であったジム・ワトキンス氏は、2ちゃんねるのサーバーホスティングを担っていた会社NTテクノロジーの代表であり、ひろゆき氏とは長年、サーバー代金の支払いとインフラ提供という共生関係にありました。しかし、広告収入の分配やサーバー費用の未払いを主張するジム氏が、2014年2月19日、ひろゆき氏をはじめとする従来の運営陣をサーバー管理権限から一斉に締め出す挙に出たのです。

ジム氏側は「サーバー代金の支払いが滞っていたため、管理を引き継いだ正当な措置」と主張し、実権を掌握。一方のひろゆき氏は「明白なサーバー乗っ取りであり違法行為」と真っ向から反論し、コピーサイトである「2ch.sc」を立ち上げて対抗しました。さらに両者は世界知的所有権機関(WIPO)や日本の特許庁を巻き込み、「2ch」の商標権や「2ch.net」のドメイン権利を巡って激しい国際法廷闘争へ突入します。

紛争が激化するなか、ジム・ワトキンス氏が代表を務めるLoki Technology社は、権利侵害の係争を回避する名目で2017年10月1日にサイト名を「5ちゃんねる(5ch.net)」へと電撃改名しました。これが2ちゃんねるから5ちゃんねるへの改名経緯の真相です。結果として、かつての2ちゃんねるは「5ちゃんねる」としてジム氏側の手で商業化が進められ、ひろゆき氏は同掲示板の直接の支配権を事実上喪失することになりました。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。