手元は「第二の顔」とも呼ばれる。対面での商談やプレゼンテーションにおいて、指先は常に相手の視界に入るパーツだ。いくら高級なスーツを身にまとい靴を磨き上げていても、かさついた指先や伸びっぱなしの甘皮が目に入れば、自己管理の甘さという印象を与えかねない。
NPO法人日本ネイリスト協会の専門家も、男性の指先ケアがもたらす心理的・社会的効果を高く評価する。トップネイリストの高野尚子氏は、男性の爪のお手入れについて「派手に飾るためではなく、本来の健やかさと清潔感を取り戻す作業」と位置づける。ツヤを抑えつつ、潤いに満ちた健やかな指先を保つことが、相手に安心感と誠実な印象を与える鍵となる。