食べログ百名店は、株式会社カカクコムが2017年からスタートさせた公式アワードプログラムです。「うまいもの、いま食べるなら、このお店。」をコンセプトに掲げ、日本全国の飲食店の中からジャンルごとに高い支持を集める100店を選出しています。
多くのユーザーが抱く最大の疑問は、「誰がどのような基準で選んでいるのか」という点でしょう。公式発表の選出規定によると、審査員による実食審査や推薦会議が行われているわけではありません。基本ルールは極めてシンプルで、「各ジャンルにおいて、選出基準日(締め切り日)の時点で総合点数が高かった上位100店」が自動的にリストアップされる仕組みです。
ここで重要となるのが、食べログ独自の点数算出アルゴリズムです。食べログの点数は、全ユーザーの口コミ評価の単純平均値ではありません。レビュー件数が多く、食通として他ユーザーから信頼されている影響力の高いレビュアーの評価が重み付け(加重平均)され、不正なサクラ投稿や一時的な組織票を排除する統計モデルが採用されています。
一般的に、食べログで「3.50点」を超える店舗は全体の約3%未満と言われており、百名店にランクインする店舗の多くは「3.65点〜3.90点以上」という極めて高い水準を維持しています。点数は毎月第1・第3火曜日に更新されるため、直近のユーザー評価の積み重ねがダイレクトに反映され、選出タイミングにおける「今リアルに支持されている店舗」が可視化される構造になっています。