パスタの計量において、最も混同されやすいのが生パスタとショートパスタの取り扱いです。乾麺スパゲッティの感覚で計量すると、重大な失敗につながるケースがあります。
盲点1:生パスタの一人前は「120〜130g」が必須
チルド売り場で見かける「生パスタ」は、製造段階ですでに約30%前後の水分を含んでいます。そのため、乾燥パスタのように茹でて2.4倍に膨らむことはなく、茹で上がり後の吸水率は約1.3〜1.5倍程度にとどまります。乾麺と同じ感覚で生パスタを100gしか茹でないと、茹で上がりは140g前後にしかならず、「少なすぎて足りない」という事態に陥ります。生パスタを調理する際は一人前120g〜130gを用意するのが鉄則です。
盲点2:ショートパスタ(マカロニ・ペンネ)は「70〜80g」で十分
ペンネ、フジッリ、ファルファッレなどのショートパスタは、中心に空洞があったり複雑な形状をしているため、ロングパスタに比べてソースが内側や溝にしっかりと絡みます。さらに咀嚼回数が増えやすいため、満腹中枢が刺激されやすい構造になっています。乾麺の状態で70g〜80g程度であっても、ロングパスタ100gと同等以上の食べ応えを感じることができます。